既知の問題
よく遭遇する挙動を簡単にまとめます。多くはアプリ側ではなく、端末の設定や VPN 構成側で対処することになります。
ローカル HTTP 通信が阻害されるケース
Local Dream の UI と端末内 C++ バックエンドは 127.0.0.1:8081 上の HTTP で通信します(HTTP API リファレンス で説明している同じバックエンドです)。localhost の HTTP 通信を妨げるものがあれば生成は始まりません。
代表的な原因:
- ローカル通信を捕捉・転送してしまう VPN / プロキシアプリ
- 一部 OEM ROM の「ネットワーク制限」「バックグラウンド凍結」、あるいは強めの省電力 / データ節約ポリシーによるローカルソケットの遮断
どのモデルも一切動かない場合は、まずこれを疑ってください。VPN とプロキシを止め、システム設定で Local Dream のネットワークアクセスを解放した上で再試行してください。
MediaTek 端末:GPU で生成結果が壊れる
一部の MediaTek 端末では、GPU で生成すると画像が壊れたりノイズだらけになります。GPU ランタイムが必要とする OpenCL ライブラリが端末上で見つからないことが原因です。
この場合は CPU(対応する Snapdragon 端末では NPU)に切り替えてください。
バックグラウンドへの切り替えで NPU 実行が止まることがある
Local Dream は Android のフォアグラウンドサービスでモデルを実行するため、バックグラウンドに移っても生成は続きます。長時間生成やバッチ処理はこの前提で動作します。
ただし NPU パスでは、ステップ実行中にバックグラウンドへ切り替えると一部の端末で実行が停止することがあります。NPU で生成中は Local Dream をフォアグラウンドのままにしてください。